
中学生になると非常に重要になってくる家庭学習。
内容が複雑になり、授業以外にも学習の時間を取らなければなりません。
今回は中学生におすすめの家庭学習教材をご紹介。
家庭学習に最適な教材は何なのか、詳しくご紹介していくので、ぜひ一度試してみてください。
●この記事でわかること
- 家庭学習教材の種類
- おすすめの家庭学習教材
家庭学習教材には2種類ある
家庭学習教材には大きく分けて2種類あります。
- 市販の参考書やテキスト
- 通信教育の教材
それぞれどういった特徴があるのか、解説していきます。
市販の参考書やテキスト
家庭学習の教材は市販でも売られています。
メリットとしてはアマゾンや本屋などですぐに手に入るということ。
学研やZ会など有名予備校が出版していることが多く、問題や解説の質も高いです。
また一冊高くても3000円程度と安いのも魅力。
ただし、家庭学習の中でもっとも自主性が必要になる方法です。
その教材内の解説だけで理解しなければならず、質問する場としても学校以外にはありません。
また1冊だけでは、高校受験に対応することはできないため、結局は買い足すことに。
解説も付いていますが、自分ですべて理解しなければいけません。
学校の先生に聞くこともできますが、その参考書の解説ではなく、学校で教えている方法での解説になります。
もちろんそれで理解できれば良いのですが、参考書やテキストと先生の解説がズレていると余計にわからなくなってしまうことも。
買っただけで満足してしまうことも多く、計画もすべて自分で立てなければならないため、長い期間続けられない生徒も多いです。
通信教育の教材
もう一つの家庭学習の方法としては、通信教育の教材です。
通信教育のメリットは、塾と自宅学習のハイブリッドだという点。
単に教材を提供してくれるだけでなく、演習問題の添削まで行ってくれます。
また解説でわからなかった部分を専門の講師にメールなどで問い合わせることも可能。
最近ではタブレットやスマホ、PCなどのオンライン学習を取り入れるところも増えてきてます。
通信教育なら市販のテキストや教材を購入するよりも、手厚いサポートが受けられるんです。
もちろんある程度の自主性や計画性は求められます。
しかし市販のテキストを買って自分で進めるよりも、楽しく学べる工夫がされた教材とサポートにより継続率が高いのも通信教育の特徴です。
家庭学習教材なら通信教育がおすすめ
中学生の家庭学習教材なら、通信教育を始めることをおすすめします。
市販のテキストや問題集、参考書は単に問題を解いて解説を読むだけ。
通信教育であれば、教材が毎月届き、また定期試験専用の対策本、また質問や相談などのサポートも受けられます。
費用も安く済む!
通信教育であれば、教材費も抑えることができます。
平均の月額費用は4000円程度。
5教科で1万円以上かかる高額な通信教育もありますが、基本的には難関高の受験対策などに力を入れているところです。
こうしたところは問題のレベルが高く、まず「基礎から学びたい」という生徒にはあまり向いていません。
「家庭学習を身に付けさせたい」というのであれば、基礎レベルの教材を扱うコースや通信教育の受講をおすすめします。
家庭学習教材でおすすめの通信教育5選
家庭学習の教材としておすすめの通信教育をご紹介します。
下記5つをおすすめします。
- 進研ゼミ
- ポピー
- スマイルゼミ
- デキタス
- すらら
進研ゼミ
通信教育の中でも、もっとも有名な進研ゼミ。
基礎から応用までの範囲をカバーしており、定期試験から受験を見据えた学習まで対策できます。
学習計画も教科書に合わせており、長年の研究からわかりやすい解説文と質の良い問題が特徴。
理解しながら進められるので、学力が飛躍的に伸びた生徒も多いです。
またタブレット学習も導入されています。
さらに半年以上の受講で専用のタブレットが無料でもらえるサービスも。
従来のテキストとタブレットによるハイブリッドで、より学習しやすい環境を提供してくれます。
ポピー
ポピーは基礎から学べる通信教育です。
1講座あたりの目安の時間は10〜20分。
部活や遊びなど忙しい中学生にとっても家庭学習を続けやすいよう、研究し尽くされた教材を提供してくれます。
また定期試験前には、学科だけでなく実技を含めた9教科の対策も可能。
内申点のアップにも貢献してくれます。
ただし、有名・難関高校などの一般入試の対策には、少し問題が簡単すぎる場合もあります。
基礎学力が付いた段階で、さらに上のレベルの高校を目指す場合には、より入試対策に力を入れることができる他の通信教育に切り替えるのをおすすめします。
スマイルゼミ
タブレット学習中心のスマイルゼミ。
すべての教材をタブレットで学習するスタイルです。
頭に入りやすいようにアニメーションを用いた解説が人気で、学力の底力を上げるのにおすすめ。
こちらも5教科だけでなく実技を含めた9教科の定期テスト対策が可能。
受講料は5,980円と少し高めですが、1教科あたり660円と考えると非常にお得。
市販のテキストや教材ではカバーしきれない部分まで、家庭学習に取り入れることができます。
デキタス
デキタスも家庭学習を継続しやすい教材を提供する通信教育です。
こちらもタブレットで学習していくことができます。
目を引くイラストやアニメーションによって、複雑な問題も簡単に理解しやすいのが特徴。
ゲーム感覚でできる一問一答形式のドリルもあるなど、学習を楽しいと感じてもらえるような工夫がされています。
これまで勉強が苦手な人がデキタスを使って、自然と学習するようになったという口コミもあるなど利用者からの評判も高いです。
少し子どもっぽいようなアニメーションもあり、合わない人もいるかもしれません。
ただ「これまであまり家庭学習をしてこなかった」「どうやって学習を進めたら良いかわからない」という方にはおすすめの教材です。
すらら
すららはインターネット学習教材のサービスで有名な通信教育です。
要点をまとめた教材によって、通常の1/3の時間で中学3年間分をカバー。
塾に通うより圧倒的低コストで、一気に学習を進めることができます。
また先取りだけでなく、学年に関わらず苦手分野のさかのぼり学習も可能。
個人のレベルに合わせて、着実に実力アップできるよう支えてくれます。
対話型のアニメーション教材となっているため、どんなに勉強が苦手な人でも大丈夫。
どんなに遅れている人でも、すぐに追いつけるよう効率的に学ぶことができます。
まとめ
家庭学習教材は、単に購入するだけでは意味がありません。
購入しただけで満足してしまい、実際に手をつけないことはよくあることです。
本当に大事なのは、そのあとでどうやって学習を進めていくか。
家庭学習を習慣になるようにしたいのであれば、通信教育を利用するのをおすすめします。
教材以外にも演習問題の添削サービスやタブレット学習まで幅広くサポート。
当サイトが家庭学習教材としておすすめするのは下記の5つです。
- 進研ゼミ
- ポピー
- スマイルゼミ
- デキタス
- すらら
どれもわかりやすい解説と質の良い問題によって基礎学力をしっかりと身につけることができます。
もちろん市販のものを自主的に進めていけるのであれば、それでもOK。
ただ、これまで家庭学習をあまりやってこなかった生徒の場合、ほとんどが続きません。
まずは学習の癖をつけるためにも、通信教育を受けてみてはいかがでしょうか。