
「通信教育で高校受験って大丈夫なの?」
「塾に行かなくても大丈夫?」
これまで通信教育で学習をしていた人は、こうした悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には塾に挑む方はけっこう多いんです。
そんな方に向けて、今回は志望校のレベル別におすすめの通信教育をご紹介!
この記事の具体的な内容は下記になります。
- 高校受験は通信教育だけで大丈夫なの?
- 高校受験のための通信教育の選び方
- 高校受験におすすめの通信教育3選
通信教育だけで受験に挑む方法から、高校受験に強いオススメの通信教育まで詳しく解説してきます。
通信教育を受けていて不安に思っている方、またこれから通信教育を始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
高校受験は通信教育だけで大丈夫?メリットとデメリット
結論から言うと、高校受験は通信教育の教材だけでも十分対応できます。
もちろん人によっては塾の方が成績が上がった、市販の教材や学校の授業だけで志望校に受かったという人もいます。
高校受験をどう乗り切るか、人それぞれとしか言いようがありません。
ここでは下記の流れで通信教育のメリットとデメリットを解説していきます。
- 通信教育は時間をうまく使える
- 自主性が求められるため続きにくい生徒もいる
- 通信教育の嬉しい2つのサポート
通信教育は時間をうまく使える
通信教育で一番のメリット。
それは無駄な時間を削減しやすいという点です。
受験は勉強との戦いでもありますが、時間との戦いでもあります。
塾では学校と同じようにみんなと同じカリキュラムをおこないます。
しかし人によって得意・不得意は異なりますよね。
塾の場合には、得意なところも授業でかける時間は同じ。
半強制的に勉強が進んでいき、復習をしていくのが通常のスタイルです。
しかし授業についていくのが難しくなり、苦手な箇所に十分時間をかけられずを放置してしまうことも。
自分で勉強を進めていうため苦手分野を中心に勉強することができます。
塾ではどこにも公平に時間を使わなければいけません。
通信教育の場合は、時間を苦手なところへの理解に繋げる時間にすることもできます。
自分で勉強の時間をコントロールできるため、抜かりない対策がしやすいんです。
自主性が必要になるため続かない人もいる
通信教育はデメリットもあります。
通信教育はとにかく自主性と計画性が求められます。
自主的に学習を進められない中学生の場合は、通信教育も長くは続かないことが多いです。
塾はその点でいくと、半強制的に勉強することになります。
わからないところがあっても、復習して食らいついていくことができれば、学力は上がります。
負けず嫌いな人には向いていますね。
とはいえ、受験ともなればある程度自ら進んで勉強し始めます。
自然と自分のペースを上げなければならないため、通信教育でも志望校に受かることはまったく不可能ではありません。
通信教育の嬉しい2つのサポート
通信教育は確かに自主性と計画性が求められます。
しかし通信教育には、こうしたデメリットをカバーするためのサポートもあります。
そのサポートとは大きく分けて二つです。
- 個人に合わせて学習計画を練ってくれる
- 添削をしてくれる
通信教育であっても、ある程度の計画は立ててくれます。
毎月送られてくる教材の中身を個人に合わせて送ってくれるので、それに沿って学習を進めていけば学力は必ず上がります。

個人に合わせたプランを提案してくれる通信教育は増えています。
また演習問題をオンラインで提出すればその都度答え合わせをしてくれて、追加で解説を入れてくれる場合も。
こうしたサポートによって、自主性があまりない生徒であっても学習の習慣が付きやすくなります。
生徒が続けやすいよう様々な工夫をしてくれるため、通信教育でも高校受験には十分に対応することができます。
高校受験のための通信教育の選び方
通信教育と一口に言っても、価格やレベル、また学習方法など様々な違いがあります。
最適な通信教育を探すときには、主に2つの視点を持ちましょう。
- 本人の学力レベルで選ぶ
- どんな特徴があるかも確認する
具体的にはどのようにすればいいのか、詳しくご説明していきます。
本人の学力レベルで選ぶ
通信教育にはサービスによってレベルが全く異なることもあります。
そのためまずは本人のレベルに合っている通信教育やコースを選びましょう。
偏差値が高くても基礎レベルの問題を完璧にしておけば、合格する高校もあります。
一方で、基礎だけでなくその高校特有の問題が出題されるため、その対策をしなければ受からないところもあります。
志望校のレベルによっては、必要のない対策もあります。
自分はいまどこのレベルなのか、必要な学習は何なのか、志望校に受かるための逆算をしながら通信教育を選ぶようにしましょう。
どんな特徴があるかも確認する
通信教育にはそれぞれ特徴があります。
例えば基礎学習が中心であったり、定期テスト対策として実技を含めた9教科のドリルの配布だったりと様々。
特に注目してほしいのが、タブレット学習を取り入れているかどうかですね。
従来の紙のテキストを黙々と進めていくのではなく、オンラインでの学習をうまく利用して、効率的に学習を進めていくことができます。
動画やアニメーションによってわかりやすく解説してくれるため、楽しく学ぶことができ生徒の評判も高いです。
またタブレットを無料で配布してくれるところもあります。
順調に学力を付けていけば、当初の志望校よりも高いレベルを目指すことも可能。
「有名だから」
「実績があるから」
といった理由だけで選ばず、どんな学習方法が合っているのか、本人の意向を取り入れつつ、決めていきましょう。
高校受験におすすめの通信教育3選
最後に、当サイトがおすすめする通信教育をご紹介。
下記3つです。
- Z会
- 進研ゼミ
- スタディサプリ
それぞれの特徴や評判などを記載していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Z会|難関・有名私立受験向け
レベル | 難関私立・公立高校 |
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受講料(5教科) | ¥10,880〜¥14,960 |
特徴 | 合格実績のある講師陣による映像授業 |
難関高校への合格で圧倒的な実績を持つZ会。
研究し尽くされた質の良い教材で、学力を一気に引き上げることができます。
学年に関わらず、受験を意識した学習ができるため、毎日こなしていけば意識を高く保つことができます。
ただし受講料は1講座あたりあたり2000円以上。
相場から言ってもかなり高い料金設定となっています。
そのため本気で難関高を目指す生徒には学習効果が高いですが、「基礎学習から始めたい」という生徒にとってはあまりオススメしません。
進研ゼミ
レベル | 中堅私立・公立受験向き |
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受講料(5教科) | ¥5,600〜¥6,660 |
特徴 | テキストとタブレットのハイブリッド学習 |
進研ゼミは基礎から応用まで丁寧に解説してくれる教材が特徴の通信教育。
定期テスト対策を根幹として、中3のコースでは高校受験対策も充実しています。
またタブレット学習も充実しており、専用のタブレットも用意されています。
しかもこのタブレットは半年間以上の受講申し込みをすると無料でプレゼントしてもらうことができるんです。
ただし、癖のある問題を出してくる難関高を目指す場合には、すこしレベルが劣る印象。
内申点を上げて推薦入学を目的とするなら十分ですが、応用問題が肝になってくる偏差値65以上の難関高を目指す場合にはZ会をおすすめします。
スタディサプリ|公立受験向き
レベル | 推薦受験、中堅公立受験向き |
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受講料(5教科) | ¥980 |
特徴 | 有名講師による映像授業が見放題 |
映像授業だけで学習できることで話題のスタディサプリ。
有名予備校の講師たちが出演しており、わかりやすく魅力的な授業が人気となっています。
授業ごとに確認のための演習問題も用意されており、紙とオンラインをうまく組み合わせた学習ができます。
費用も月額980円からと非常に安く抑えることができます。
ただし他の通信教育よりも自主性が重要。
自分から勉強に取り組む姿勢が求められます。
ただ自分から学ぶ姿勢が習慣付けば、スタディサプリだけでも十分高校受験に対応できます。
まとめ
最適な通信教育を選べば、塾に通わなくても高校受験には十分対応できます。
改めて通信教育の特徴をおさらいしておきましょう。
- 通信教育は時間をうまく使える
- 自主性が求められるため続きにくい生徒もいる
- 通信教育の嬉しい2つのサポート
上記の特徴を踏まえた上で、通信教育の選び方が下記です。
- 本人の学力レベルで選ぶ
- どんな特徴があるかも確認する
通信教育の中でも様々な特徴があります。
それが本人に合うかどうか、まずはそれを指標としてどこの通信教育を選んでいくか考えていきましょう。
当サイトがおすすめするのは下記3つの通信教育です。
- Z会
- 進研ゼミ
- スタディサプリ
レベルや個人の性格によって、どれが最適なのか変わってきます。
このページを参考に、高校受験をどう対策していくのか、改めて考えてみてください!