自宅学習 中学生

不登校であれ勉強はしておきたいと自宅学習を選んだものの、「自分に合った勉強方法が分からない」と感じることはありませんでしたか?

そこでこの記事では、自宅学習に伴う不安を整理した上で具体的な勉強方法を紹介します。

結論から言うと、自宅学習をするなら通信教育がおすすめです。というのも、調査を進めていると通信教育を利用することで「不登校でも出席扱いになる場合がある」ことが分かりました。

不登校でも出席扱いにしてくれる具体的な方法も解説していくので、これから自宅学習を始める方・すでに始めてるけど勉強の進め方に悩んでいる方は見ていきましょう!

もくじ

自宅学習を進める上で考えられる不安

自宅学習 不安
まずは自宅学習を進める上で、みなさんが抱えている不安について説明していきます。

想定される不安は以下のとおり。

  • 勉強方法が分からない
  • 質問できる相手がいない
  • 勉強のスケジュール管理や調整が難しい
  • 卒業できても、内申点や進路が心配

勉強方法が分からない

自宅学習は学校や塾に通うのとは違い、一人の力で勉強方法を確立していかなければなりません。そのため、自分の知識の範疇でしか勉強方法が正しいかどうか判断できず、無駄に時間を掛けてしまう場合もあります。

なかなか勉強方法が確立されないと迷う時間が増える結果となり、勉強へのモチベーションが下がる人も見受けられます。

質問できる相手がいない

質問できる相手がいないことは、理解が深まらないだけでなく焦りや不安に繋がります。

焦りや不安を感じる状況が続くことで、勉強がはかどらなくなる可能性があります。

勉強のスケジュール管理や調整が難しい

自宅学習となると、勉強する時間を自分で管理・調整する必要があります。

もちろん自分にあったペースで進められるメリットもありますが、つい先延ばしにしてしまうなど予定通りに進まないことがあると思います。

時間に縛られなくなりますが、スケジュール通りに進めるのが苦手な人には苦痛でしょう。

卒業できても、内申点や進路が心配

中学校は義務教育のため不登校でも卒業できるケースがほとんどです。

とはいえ出席日数が足りず卒業できない可能性はありますし、卒業できたとしても内申点などに響き卒業後の進路に影響してしまうことも。

せっかく勉強を続けたとしても、その努力が実らず自分のやりたいことさえも出来なくなるリスクを踏まえると不安に繋がります。

不登校生が可能な自宅学習の方法

女性
不登校生が自宅学習を進める方法はいくつかあります。        

ここでは具体的な勉強方法と各々のメリット・デメリットについて触れていきます。自分にあった勉強方法を選ぶ上で参考にしてくださいね。

不登校生でも可能な以下3つの勉強方法を紹介します!

  1. 自分で問題集を購入し勉強する
  2. 家庭教師を雇う
  3. 通信教育教材を利用する

自分で問題集を購入し勉強する

自分で問題集を購入し、自宅学習をする方法があります。

一見して当たり前の勉強方法ですが、このやり方のメリット・デメリットを整理していきたいと思います。

メリット①:コストが抑えられる

塾に通ったり家庭教師を雇ったりするよりも、コストを抑えることが可能です。

しかしコストを抑えられるとはいえ、勉強量によっては大幅な出費に繋がりかねません。

また自分で参考書を選ぶため、やってみて目的と違う・わかりにくいなど自分に合わないなんてことも。結局いろんな参考書を購入してしまい、無駄な出費になってしまう場合も十分あり得るでしょう。

メリット②:場所や時間が自由に決められる

時間や場所に捉われることなく勉強することができます。

リラックスして勉強に取り組める反面、寝たりゲームをしてしまったりと誘惑に負け勉強が進まない可能性も高くなります。

デメリット①:強い意志がないと継続できない

時間・場所・利用する教科書など全て自分で決定する必要があるため、継続するには強い意思が必要です。

勉強は積み重ねが何よりも重要になるので、自己管理できないと意味のない時間を過ごすことに繋がります。

デメリット②:質問する相手がいない

自分で問題集を進めていると、自分の力では解けない問題に直面するはずです。

そんな時、独学だと聞く相手いないことが難点となります。問題の答え自体を知ることは出来る、
ものの解き方が理解できるようになることに苦労する結果となるかもしれません。

まとめ:自分だけの力で勉強できる人にはおすすめ

全て自分で管理することになるため、勉強に意欲的に取り組める人におすすめです。

また志望校など明確な目標を持つことで、勉強へのモチベーションを保たせることができます。

元々勉強が苦手な人、今はまだ明確な目標がない人には向いていない勉強法でしょう。

家庭教師を雇う

自宅で家庭教師を雇い、勉強を教えてもらう方法です。

自由に場所・時間を決められる上に、質問する相手までもいることで学習の幅も広がります。

一見良さそうな勉強法に見えますが、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット①:家庭教師と仲良くなれれば楽しく学習できる

もし気の合う家庭教師に当たれば、勉強することが楽しくなることでしょう。

教え方など勉強面もちろんですが、勉強面以外でも話が合えば前向きな気持ちになり勉強も捗るかもしれません。

メリット②:目的やレベルに合ったカリキュラムを組んでもらえる

自分のレベルに合わせ計画的な勉強法を教えてくれるため、レベルに合った学習方法を身に付けることが可能です。

自分の理解度に合わせた教材を使うことで、着実に勉強を進めることができます。

デメリット①:家庭教師が合わないと勉強へのモチベーション低下に繋がる

仮にお願いした家庭教師とそりが合わない場合、勉強へのモチベーションの低下に関わります。

コミュニケーションを取るのが苦手な人だと、一層ストレスを感じてしまうなんてこともあります。

デメリット②:家庭教師の実績への費用対に満足できない場合がある

事前にプロフィールを見ることで、どんな家庭教師にお願いしたいか事前に確認することは可能です。しかし、結局のところ家庭教師が良かったかは生徒の成績が上がったかどうかで決まります。

家庭教師は費用が高くつくことが多く、安く済ませようと思うと質が低い教師が来てしまうことも。

いくら指導歴が長くても教え方が下手な人も存在するため、その判断が難しいことが難点です。

まとめ:家庭教師と円滑なコミュニケーションが取れるならおすすめ

家庭教師を雇う上で信頼関係の構築が何よりも大事になってきます。

円滑にコミュニケーションが取れる人におすすめです。

通信教育教材を利用する

動画から定期購読など多様な教材があり、タブレットで学ぶものから紙の教材まで学び方は多岐に渡ります。

通信教育教材にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット①:場所や時間が自由に決められる

問題集や家庭教師と同様に場所や時間が自由に決められる点にメリットがあります。

ただし、ものによってはネット環境が必要となり場所が限られることもあるので注意しましょう。

メリット②:地域を問わず質の高い教師の講義が受けられる

地域を問わず質の高い教師の講義を受けることが可能です。

一回で理解できなくても、繰り返し受講できるため理解しやすいでしょう。

メリット③:目的やレベルにあったカリキュラムを組んでもらえる

家庭教師と同様にレベルに合わせ着実に勉強を進めることが出来るため、難易度があっていないようなことは独学に比べ少ないでしょう。

自分の理解度に合った教材を進めることで、勉強へのモチベーションも保たれやすいです。

メリット④:教材によっては学校を出席扱いにしてくれる場合がある

問題集や家庭教師と圧倒的に違うのが、この出席扱いになる場合がある点です。

不登校でも卒業自体はできるかもしれませんが、出席日数が足りず内申点など高校進学といった進路に大きく影響してしまいます。

全ての教材が対応している訳ではないので事前に調べておく必要があります。この記事の後半では出席扱いにしてくれる教材も紹介しているので、気になる人はぜひみてくださいね!

デメリット:意志が弱いと続かない

問題集と同じように結局は自分がやるかやらないかのため、明確な目標がないと難しいです。

ちなみに通信教育なら、教材によっては単独のサポーターがついてくれる場合などもあり、進路についてなど勉強面以外でもサポートしてくれる場合があります。

まとめ:将来も踏まえ勉強を進めたい方におすすめ

教材にもよりますが、出席扱いにしてくれる場合や社会復帰を支援してくれることがあります。

ちゃんと高校に行って卒業したかったり、もう一度学校に戻りたい人など社会復帰も視野に入れておきたい方におすすめです。

不登校生の社会復帰を支援する方針について

女性
先ほど通信教育のメリットでも触れましたが、教材によっては不登校でも出席扱いにしてくれるようにサポートしてくれます。

ただ自宅学習を行う学生全員に当てはまるものではなく、支援してもらうためにはいくつか条件が存在します。

支援に当てはまる条件は7つ

支援を受けるためには、以下の7つの条件を満たした自宅学習を進める必要があります。

必ず7つの条件に当てはまるかどうか確認してください。

  • 保護者と学校が連携し協力関係があること
  • 校長が学習状況などを把握している
  • IT(インターネットやテレビを使った通信システムなど)や郵送,FAXなどを活用した学習活動をしていること
  • 訪問等による対面指導が適切かつ定期的に行われる
  • 計画的に学習プログラムが組まれている
  • 学校側が把握している学習計画と学校の教育課程と照らし適切とされる場合
  • 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること

保護者と学校が連携し協力関係があること

学校と協力関係を築くために、担任の先生に相談しましょう。

文部科学省によると平成29年度の不登校生の数は108,999人に至ったものの、内31,384人(全体の30%未満)しか出席扱いになっていません。このことからも多くの学校では、未だIT教材を利用すれば不登校でも出席扱いになることが浸透していないことが伺えます。

まずは出席扱いに関する連携・協力をしてもらえるように話を持ちかけてください。

校長が学習状況などを把握している

校長先生も不登校生の学習状況を把握している必要があります。

最終的に出席扱いにするかどうか判断するのは校長先生です。

保護者・担任を含め報告会を開くなど状況を十分に把握できる環境にしてください。

IT(インターネットやテレビを使った通信システムなど)や郵送,ファクシミリなどを活用して提供される学習活動をしていること

自宅学習で利用する教材は、市販のものではなく通信教材や郵送で送られてくる教材である必要があります。

ネットや紙など媒体に制限はありませんが、定期的に送られてくる教材を使うようにしましょう。

訪問等による対面指導が適切かつ定期的に行われる

社会復帰が目的となるため、対面での指導が必須となります。

指導自体は担任の先生・スクールカウンセラー・指導教室など学校によって異なります。

まずは生徒の状況や意向を考慮しつつ、保護者や担任の先生で適切な学習方法を選択しましょう。

計画的に学習プログラムが組まれている

学習計画に沿って勉強を進めることが大事です。

いつまでに、何を、どこまで勉強するといった学習計画を一人一人に合わせて立てる必要があります。

担任の先生や学外の教育機関と一緒に、生徒に合った学習プランを作成してください。

学校側が把握している学習計画と学校の教育課程と照らし適切とされる場合

学習計画を作成した場合、学校の教育課程を照らし合わせ内容が適正かどうか判断されます。

これは、学習活動の成果を評価に反映させるために必要な基準となります。

学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること

家に引きこもりがちで人と会いたがらない、人間関係がストレスになってしまうなど勉強の指導・悩み相談ができない場合の学習活動であることが条件です。

前提として対面による指導が必須ですが、まずは生徒の状況に合わせて進めていきましょう。

条件に当てはまるのは通信教育のみ

上記の条件に当てはまる自宅学習方法は通信教育のみとなります。

保護者・学校・利用する通信教育の提供元による協力関係が必須となるため、通信教育の中でも社会復帰を考えてくれているような教材を利用する必要があります。

不登校でも出席扱いになった実績があるか通信教育9社に問い合わせてみた

通信教育
有名な通信教育9社に電話で問い合わせ、実際に出席扱いにしてもらえた生徒がいるか回答してもらいました。

一体どこが出席扱いにしてもらえる条件に当てはまる通信教材なのでしょうか。

通信教育名 実績の有無
スタディサプリ
デキタス
スマイルゼミ
進研ゼミ 実績はないが要検討
Z会の通信教育
すらら
ネット松蔭塾
家庭教師のトライ
TOS家庭教師センター

すらら・家庭教師のトライは出席扱いにしてもらった実績あり

話を聞いた結果「すらら」と「家庭教師のトライ・不登校対策コース」のみが、実際に出席扱いになった学生がいるとのことでした。

どちらも不登校生を専門としている担当がサポートしてくれるので安心して利用出来ます。

実績がある分、他の通信教育に比べ担任に持ち込みやすいでしょう。

進研ゼミは実績はないものの、検討したいと回答

「進研ゼミ」はこれまで出席扱いになったケースはないものの、検討させて欲しいという回答が得られました。

実績がないとはいえ、協力姿勢を見せているため学校側に相談してみるとよいです。

残りの6社は出席扱いできるかどうか分からないと回答

残りの通信教育6社には出席扱いになった実績がなく、出席扱いになるかどうかは分からないとのことでした。

最終的には学校側と相談する必要がありますが、実績がないとなると話を進めにくいでしょう。

おすすめの通信教育TOP3を紹介

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自宅学習には通信教育がおすすめですが、多くある通信教育の中でも社会復帰を念頭に考えてくれるのは数少ないことが分かりました。

ここでは、問い合わせした結果を元におすすめの通信教育を紹介していきたいと思います。

1位 自立支援学習プログラム【すらら】

すらら
見事1位に輝いたのは、自立支援学習プログラム「すらら」。すららを導入している学習塾も多く、公式サイトによると2019年6月時点で1,000校を突破したようです。

そんなすららですが、どんな通信教育を提供しているのか特徴を解説していきたいと思います。

特徴①:パソコンやタブレットで学習できるオンライン教材

オンライン教材を利用するため、24時間いつでもどこでも学習することが可能です。

すららでは「無学年学習」を取り入れており、小学校1年生〜高校3年生が学習範囲となっています。現在の学年に関係なく遡って復習することが出来るので、弱点の補強・受験に向けた予習にも力を入れることが出来ます。

特徴②:「すららコーチ」が単独サポート

不登校となると社会復帰出来るかなど親子共々不安を抱えることはあると思います。すららでは「すららコーチ」と呼ばれるサポータが、生徒だけでなく保護者の不安を取り除く手伝いをしています。

学習状況を管理してくれるため、それぞれにあった学習方法を教えてもらえます。

特徴③:他の生徒との交流もある

国内外には多くの受講生がいますが、その受講生とお互いにスタンプでエールを送ったりすることも出来るので勉強のモチベーションアップにも繋がりやすいです。

詳細が気になる方は下記のリンクからアクセスできるので、ぜひ検討してみてください。


2位 家庭教師のトライ

家庭教師のトライ
家庭教師のトライは、指導実績120万人、家庭教師登録者数22万人を謳う指導塾です。

トライは家庭教師の派遣以外にも不登校生のサポートをしているプログラムが存在しているようです。

それではどんなプログラムなのかみていきたいと思います!

特徴①:不登校専任の家庭教師と教育プランナーがサポート

不登校生の教育に特化した家庭教師と教育プランナーが担当するため、学習面以外にも心理面のサポートもしてもらえます。

自宅学習を進めながら、講師とのコミュニケーションを通じて対人関係の問題や学習の遅れをサポートします。

また転校や編入などキャリアプランに関しても相談に乗ることが出来るので、万全の進級・進学対策を打つことが出来ます。

特徴②:勉強する場所を自宅か個別教室か自由に変更可能

学習状況や心理状況に合わせて、勉強する場所を自宅か近所の個別教室か自由に選択することが出来ます。

個別教室のあるトライだからこそ出来る取り組みであり、引きこもり状態でも講師との対話を通じて個別教室に通えるようにサポートしてくれます。


3位 進研ゼミ

進研ゼミ
進研ゼミは中学生利用者数No.1で志望校合格率97.8%を誇る大手の通信教育です。

不登校の生徒が出席扱いになった実績はないようですが、協力的な回答が得られました。

ハイブリットコースというプランを選択した場合のみ検討できるようです。そのため今回はハイブリットコースに絞って紹介していきます。

特徴①:多様な教材で学習できる

ハイブリットコースでは基本的にタブレットを利用した学習方法が導入されています。それに加え記述式など問題に合わせ紙媒体でのテキストが配られるため、より実践に近い形で勉強することが可能です。

ただし、勉強で利用するタブレット端末は自分で用意する必要があります。仮にタブレット端末を持っていない場合は、6ヶ月続ける条件であれば無料で提供してもらえるようです。

特徴②:豊富な講師陣がサポートしてくれる

進研ゼミでは一人一人に担当の講師が付きます。担任はそれぞれの取り組み履歴を確認し、学習計画の立案から有効な教材の活用方法をアドバイスしてくれます。

また担任以外にも分からない問題などは教科ごとのアドバイザーに聞くことで、効率よく勉強を進めることが可能です。


まとめ:自宅学習には通信教育がオススメ

勉強を楽しむ中学生
自分に合った自宅学習の方法は見つかりましたか?

勉強の意欲があることは素晴らしいことですし、その意欲を支えサポートをしてくれるところを慎重に選ぶ必要があります。

数ある通信教育の中でも特に紹介した3社は、不登校生のために充実したプランでサポートしてくれることが分かりました。

どこを利用するかは人それぞれですが、どこにしようか迷っているなら「すらら」にお願いしてみてはいかがでしょうか。

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